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除霊アナテミシア

ポエム/詩集の下書き

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蜈蚣の夜襲を受けて利き手の甲側の手首を初めて咬まれて血が滲み鈍く痛み雄侶血が語り解く「今昔物語集」巻二十六の九は当に我と雄侶血の物語であり

蜈蚣の夜襲を受けて利き手の甲側の手首を初めて咬まれて血が滲み鈍く痛み雄侶血が語り解く「今昔物語集」巻二十六の九は当に我と雄侶血の物語であり約束された勝利の通り夜が明けぬ内に蜈蚣を仕留めて霊妙な心地となり奇しくも先に大きく震えた島の辺りの物語でもある重なる七つの大罪と七つの針そして雄侶血が海渡り来し国であり節分の霊びな弓渡しも今夜の知りたることも彼の島に集う七つの首も利き手の負傷も我と雄侶血の物語の少し切ない勝利の証である





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